断れない性格(その2)
また、受けてしまいました。
大福帳(だいふくちょう)です。
先日の日曜日に、4冊作りました(^^)
関西のお客様から2冊。
関東のお客様から2冊。
今回の4冊を入れると、これまで合計で8冊作ったことになります。(^^♪
なぜ、今どき大福帳を作っているかって?
そうなんです。色々事情かありまして。
前回のブログをご覧ください。こちらです。
断れない性格
20歳過ぎたばかりの当社の若い社員に、
「大福帳って知っている?」と聞いたら、
「何ですか?それ!」。(?_?)
うっ、知らない。(-_-メ)
実物を見せたら、時代劇では見たことがあるそうだ。
母に、大福帳の注文を受けたことを言うと、
祖父が昭和30年ごろまで作っていたらしい。
探せばどこかに、1冊だけ残っているという。
見つかった、皆様にもご紹介します。
ということは、早田商店は、昔、大福帳を作っていたということだ。
約50年ぶりの復刻版である。
でも今どき、何に使うのであろう???
これまでの発注者は、お寺さんや茶道関係の人です。
なぞです。
1冊作るのに約2時間。
こうやって、一枚ずつ丁寧に、奉書紙を折っていきます。
1冊に約50枚使います。
受けたからには、気合を入れて作りますが、
とても手間がかかるので、時間があるときに作ります。
※おことわり
1冊ずつ手作りですので、サイズや穴位置、など多少ずれる場合かあります。ご了承ください。
大福帳作成レシピ
(50枚2つ折100ページの場合)
【材料】
奉書紙・・・25枚
白表紙みの判・・・1枚
製本テープ25m 黒・・・少々
麻ひも・・・・約30センチ2本
【道具】
電動ドライバー&ドリル刃・・・・穴あけ用
ガラスコップ・・・・紙を折る時用
カッター・・・・製本テープを切る
定規・・・・穴の位置を測る
電動裁断機・・・・奉書紙をカットする