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母はポルトガル語を使っていた!

社長です。
今年で81歳になる母は、隣町の旧西有田町の出身です。
時々、私達が使わないような言葉を発します。
今日も母との会話で分からないことがありました。
こんな会話です。
分かる人は、訳してください。
母:「蜂から顔を刺されて、
顔がボーブラみたいに腫れらした。」

私:「ボーブラ????」
さて、みなさんは分かりますか?
文脈から大きく、腫れたような感じはしますが、たとえがわかりません。
ボーブラとはいったい何??
母:「ボーブラば知らんてや!
 あいどん!」

出ました!
 「あいどん!」
母の口ぐせです。
びっくりした時に使う言葉です。
さて、話をボーブラに戻します。
ボーブラとは、これです。

これで、先ほどの会話の意味が分かりました。
「蜂から顔を刺されて、顔がカボチャみたいに腫れた。」
という事になります。
さて、このボーブラ(abóbora) 、
なんと
ポルトガル語だそうです。
キリスト教の伝来とともに伝わってきたそうです。
この言葉、主に九州中部北部、石川県、富山県で使われているそうです。
その他の呼ばれ方は、
「ボブラ」「ボンボラ」「ボーフラ」「トーブラ」なども比較的よく用いられています。
東京や北関東などでは「トーナス」、
大阪・兵庫・和歌山などでは「ナンキン」、
京都では「カボチャ」がよく使われているそうです。

「ボーブラ」という言葉、
まだ使っている人がいたら貴重な方です。
大事にしてあげてください。

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