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早田の今をお伝えします。

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24年間ありがとうございました。

社長です。
今日は2人の社員さんが定年で退職しました。
2人とも私が入社したころからですから、約24年間の勤務でした。
本当に一生懸命頑張っていただきました。
一人目はレジの担当のIDEさん。
とてもほがらかにな性格の方でした。
もともと商売人さんの娘さんでしたからお客様への対応もとてもよく、皆さんから好かれていました。
ご指名されることよくありました。
商品知識も豊富でしたので、お客様へのアドバイスもとても上手で、他の社員の模範となるほどの人でした。
いわば、「おすすめプロ」といってもいいかもしれません。
エピソードをひとつ。
それは、Iさんが店番をしていたとき。
お客様がレジを済まされ、近くに陳列してある本をご覧になっていました。
レジ横の本の新刊コーナーで子育ての本を手に取り、本に見入っていました。
そのとき、声をかけたのがIさん。
「子育ても大変だもんね~、いろいろあるけんね~♪」と。
そしたら、お客様の目からうるうると。
お客様も何かかかえるものがあったのでしょう。
口を開き、Iさんにいろんな悩みを打ち明けたそうです。
人生の相談まで元気にアドバイスしたIさんでした。
2人目は、本と印刷担当をしていたMさん。
本町にあった早田書店時代から23年6ヵ月の勤務でした。
2人とも同級生で同じ月生まれ。
小、中、高と同じ学校で、前職のJAでも同期入社でした。
ずっとおなじみちを歩いてきた大の親友です。
この方はとても明るい性格で、仕事も早く、元気にお客様の対応をしてもらっていました。
Mさんにもご指名のお客様がたくさんいました。
レジ横の丸テーブルに小さな本のコーナーがあるのですが、このコーナー、実はMさんがセレクトした本のコーナーでした。
プラス思考、子育て、ビジネス、健康をテーマに人生を楽しく生きて行こうという本のコーナーでした。
それを意識してコーナーを作ったわけではなく、Mさんの心に映ったものが集まって自然とそんなコーナーになったのでした。
Mさんはプラス思考の強い方で、色々な苦難もありましたが、それを乗り越えて気丈にふるまっておられました。
本当に尊敬に値する人でした。
夕方、その二人の最後のお別れのセレモニーがありました。
その時の写真です。
24年間の想いを込めたスピーチをする2人。
24年間、悔いなく働くことが出来たと語るIさん。
ここまで、色々な困難をのり越えてこれたのは皆さんの支えのおかげと語るMさん。


花束贈呈。

花束を手にした2人。

(左がIさん。 右がMさんです。)
本当に、長い間お疲れ様でした!!
早田のよき社風を築いてくれた模範となる社員さんでした。
残念ではありますが、これからも元気に頑張ってください!
ありがとうございました。

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