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早田の今をお伝えします。

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社長のひとりごと

社長です。
今日は、ひとりごとにお付き合いください。
私は今から約5年まえ、あるきっかけから伊万里の商店街の活性化に再度取り組むことになりました。
再度というのは、2001年に本町にあった当社の本店(書店)を閉店するまでは、かなりアクティブに商店街活動をしていたのですが、閉店してからはしばらくその活動から離れていたからです。
一度、挫折したまちなかの活性化。
かつて活動していたときは、いくら頑張っても空回り。
やりたいことをやろうと、JCの事業で東京から講師を招いて講演会を主催しても人は集まらない。
そんなまちなかに一度は見切りをつけ、まちなかの活性化なんて誰かがやるだろうと思っていました。
そんな時、商店街の若手から声をかけられ、会議に出席するようになったのです。
もう一度やり始めたきっかけ(理由)は、仲間がいたからです。
アーケード撤去にともなって、これからのまちづくりの方向性を何回となく商店街の若手と議論をしていく中である方向性が見えてきました。
週に3回ぐらいは集まって会議していました。(笑)
その時、このメンバーなら出来るかも、と思ったのです。
それからみんなのやりたいことをまとめ、動き出そうとしたとき、まちづくり活動支援の補助金の話が来ました。
我々の思いが市に伝わり、市の担当者が県にこんな補助金があるよと教えてくれたのです。
提出の締め切りまであと3日。
それまで何回も会議をしていましたので、みんなのやりたいことをまとめいっきに事業目的、事業計画、収支予算書を書き上げ締切に間に合わせました。
後日、佐賀までみんなでプレゼン(審査会)に行きました。
結果、300万の申請で150万円の予算が付きました。
それから、1年目の活動が始まったのです。
市の担当者の方からの補助金の話が無かったら、ここまでやっていなかったと思います。
伊万里コンシェルジェ検定(今年で5回目)、まちなか探検ツアー、マップ作り、街並みづくりのワークショップなど色々な事業がそれです。
そんな活動をやっていると、色々な方から色々な応援が来ました。
共感してくれた人たちが、応援をしてくれるのです。
ある方からは、まちなかのためなら使ってほしいと50万円の寄付もいただきました。
また、補助金の情報、進め方のアドバイスなど思いがけない応援をたくさんいただきました。
ここまでやれたのは、皆さんのおかげです。
仲間がいたからです。
ひとりだったらすぐにあきらめていたはずです。
それから毎年、役所に出す申請書や報告書(収支決算)など書くようなりました。
この作業が結構大変です。
でも、誰かがやるだろうではなく、自分がやらないといけないと腹をくくってからは、意地でもやろうと思いました。
国(経済産業省)の補助金をうけた時は、面倒な書類があまりにも多く、一時うつになりそうな時もありましたが・・・(笑)
で、なんでこんなことを書いているのかというと、ここまで続けてやれてこれたのは、仲間が応援してくれるからだという事をあらためて感じ、それを皆さんにも伝えたかったからです。
素敵な仲間を持てて幸せです。
また、応援して下さった方、本当にありがとうございます。
これからも、微力ですが、やれる範囲で頑張ってまいります。

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