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「御香奠」と「御香典」の違い

社長です。
今日は、のし紙についてよくある質問を調べてみました。
仏事の「のし袋」で、「御香奠」と「御香典」の違いをご存
知でしょうか?

の違いです。
いや、そんなの気にしたことない?!
気づかなかった!?
多くの方がそうだと思います。
私も以前はも、どっちでもいいことで気にしたことがありませんでした(笑)
では、解説します。
「御香奠」も「御香典」も、どちらも同じ意味で使われていますし、同じ読み方をします。
「奠」は、「供物」などの意味があります。
「香奠」の場合「線香の代わりにお供えする」という意味になりますので 本来は、「御香典」ではなく「御香奠」と書くのが正式です。
「奠」の漢字は常用漢字ではなく、あまり知られていないため、「香典」と書く事が多くなっています。
  
「目上の人には御香奠と書きなさい」と説明する人もいるようですが、
「奠」という漢字は年配の人しか知らないためだと思われます。
特に年配の方が「御香奠」と書くことが多いです。
目上・目下に関わらず、「御香奠」と書くのが正式だそうです。
(以上、水引館より参照
http://www.mizuhikiya.com/howto/butuji-okouden.html)
「奠」は「神仏へ供えて奉る」という意味合いがあること
から「御香奠」とするのが正しく、「典」は「尊いもの」・
「有難いもの」という意味合いから経 典・辞典などに用い
られたり、祝典・華燭の典などのようにお祝いの儀式や
行事などに用いられる文字であることから、弔慰金の
表書きに「御香典」とするのは 馴染みませんとのことです。
(以上、献辞辞典より参照
http://www.zoto.jp/index.html)
当店は、以上のことから、「御香奠」と書いてあるのし袋を中心に品揃えしています。
他のお店は、どうなんでしょうね。
気になります(笑)

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