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あこがれの天体望遠鏡事件

社長です。
私が天体に興味を持ったのは、中2年の時。
どうしても天体望遠鏡がほしくて、自分のお金で買いました。
ビクセンというメーカーのカタログをなめるように隅々まで読み、天体望遠鏡を選んた思い出があります。
そこで私流の天体望遠鏡を選ぶポイントを紹介。
①反射式望遠鏡と屈折式望遠鏡がある。最近では、その2つのいいとこどりしたカタディオプトリック式もある。
反射式は、凹面鏡を使うので、光の屈折による色のひずみ(像のまわりに色がついてしまうこと)がなくきれい。
でも反射式は、高価です。
②対物レンズ(主鏡)の有効径が大きいほど多くの光を集めることができ、淡く見づらい天体も良く見えるようになる。
③鏡筒が長いほど倍率が高い。
④鏡筒の長さを接眼レンズの㎜数で割ると、実際の倍率になる。

例) 900㎜÷6㎜=150倍
⑤架台には、経緯台と赤道儀があり、赤道儀は高価。
貧乏な中学生でしたから、中学生のお金でも買えて、そこそこいいものを選ぶため、約2ヵ月カタログを毎晩見ていました。(笑)
結局買ったのは、屈折式、対物レンズ80㎜、鏡筒910㎜、経緯台の「カスタム80M」という機種でした。
夜な夜な、物干しに天体望遠鏡を出して、星空を眺めていました。
使ったのは、わずか2~3年でしたが、私にとっては思い出の品。
事件が起こったのは、私が大学を卒業して東京にいた時の事。
事もあろうに、私が買った望遠鏡を「もう使わんろうけん」と母が私の甥に勝手にプレゼントしたのでした。
それを知ったのは、約1年後。
「望遠鏡どこ行った?」と母に聞いたら、
「やったばい」と。
私:「ええええええ~!!!」
当然、取り返しました。(笑)
今では、倉庫に眠っていますが、私にとっては思い出の品です。
さて、そんな私の永年の想いをこめて、企画したのが、
「天体望遠鏡組立教室」。
皆さんの参加をお待ちしております(^O^)/

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