社長のひとりごと
「社長自ら店番ですか?」
と、お客様からよく言われる。
そもそも小さな店なので、
社長は雑用(トイレ掃除)から資金繰りまで、
何でもやる。
たまには、電話も取る。
その時も言われる。
「社長、自ら電話取られるのですね。」
と。
社長は管理者だから、社長はそんな事しない方が会社は伸びるとも言われる。
でも、そんな(損な)性格なので、ごめんなさい(笑)
お客様から「ありがとう」と言われたいので。
さて、20代~から30代にかけて、悩んだ時期があった。
三人きょうだいの末っ子長男。
大正から始まった本と文具を商う会社を継ぐ運命。
なんで、俺が・・・?
自分は被害者だと思っていた。
周りは年上の社員の中で、精神的にやる気もなく、仏教関係の本を何冊も読んだころもあった。
会社の「のれん」と15名の従業員の運命。
30代後半、
自分自身が変わらないと、周りも変わらないという言葉に出会ってからは、ちょっと気持ちが変わった。
被害者ではなく、自分がみんなを引っ張って行くリーダーにならなければと。
重たい話になりましたが、
そんなことで、
自分自身の生きて行く存在価値を求めて、
店番や電話を取ることもあります(笑)
ささやかな反論でした(^’^)