
Windowsのアップデートにご注意下さい!
【Windowsのアップデートにご注意下さい!】
当社のパソコンサポート室よりお知らせです。
10月21日よりMicrosoftのWindows10 Ver.20H2(2009)の配布が始まりました。
Microsoftでは年2回メジャーアップデートがありますが、
日常のマイナーアップデートが気付かぬ内に強制的に行われるのに対して
メジャーアップデートはユーザーが自分で手動アップデートをしなければなりません。
実はWindows10のバージョンは18か月でサポートが打ち切られます。
ですから18か月を過ぎると(特に24か月になると)強制的にDVD1枚分のデータが
ダウンロード・インストールと続きます。
この時性能の低い(CPU周波数が2GHz以下、メモリーが4GB未満)パソコンだと
終了するのに数日かかります。
また午後5時(設定でアクティブ時間を変えてなければ)からアップデートが始まりますので、
夕方以降PCが起動している時間が少なければ、アップデートにもかなりの時間が必要となります。
この時にトラブルが発生します。
ユーザーの目に見えない裏側で更新作業が進んでいますで、
途中でPCを終了すると更新作業が中断されてしまい、次に起動する時に起動出来ないトラブルがたまに起こります。
10/21から11/25までの間で、アップデート失敗によるブルーエラーと思われる事故が数件発生しております。
特に2020年春のVer.2004というバージョンには不具合がかなりあるとの報告が出ています。
この10月のバージョン20H2(2009)も基本的には2004の流れを汲んでいますので注意が必要です。
早田㈱では9台のパソコンでアップデートした結果、不具合3台、ブルーエラー1台。
T社様で3台のパソコンのアップデートで、ブルーエラー1台。
D社様でブルーエラー1台。
個人様で2台の故障が確認されています。
お客様におかれましては、
①データのバックアップ
②Windowsシステムの日々のバックアップ
③Windowsシステムの仮想化(ISO化)してのバックアップ
以上を実施した上でアップデートに備えてください。
そうすれば、もし失敗しても修復用起動ディスクを作っておけば更新以前に戻せます。
起動しなくなると、弊社(早田㈱)にご依頼頂いても
PCを分解してのデータ救出を第1条件に、復旧作業をその次に行いますが
その分費用がかかる事になります。
最悪の場合、工場出荷状態まで初期化、データ損失となります。
ご自分ではできないとお考えのお客様のご依頼は受付しております。