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職場研修

今日から3日間、ハヤタに職場体験学習ということで
中学生が2人来ています。
啓成中学校2年生のS君とM君です。

ハヤタでは、8時30分の始業ですが
10分前から掃除があります。
2人に店の外を掃除してもらい、
8時30分から15分間の朝礼。
初めての体験なので、自己紹介も緊張気味。
でも、しっかりと自己紹介をした2人でした。
さすが、2人とも、部活で頑張っている分だけあって
しっかりしています。
そのあと、簡単なオリエンテーションをしました。
2人にこの3日間で学んでもらいたいのは、
1つだけ。
それは、職場は、人間関係で成り立っているという事。
仕事の内容や技術なとは、いっさい覚えなくていいけど
そのことだけは、3日間で学んで欲しい事です。
その人間関係を友好にするのが、あいさつやお礼の言葉。
その中でも大切にしてほしいのが、魔法の言葉といわれる「ありがとう」です。
「ありがとう」という言葉をたくさん言う人は、
何事もうまくいって、幸せになるそうです。
以前こんな事がありました。
今から約5~6年前、伊万里商業を卒業して間もない子が、
ハヤタに正社員として入社しました。
誰でも入社したばかりのころは、先輩達から仕事のやり方など
教えてもらったり、注意されます。
その子は、注意されたとき、「スイマセン」ではなく、いつも「ありがとうございます!」
と元気良く言っていました。
伊商ホッケー部の有力選手として、頑張ってきた彼女にとっては、自然に出た言葉だったのでしょう。
私より年上の年配の女性(早く言えばオバちゃん)が多い職場では、
注意すると、仏頂面されたり、ムッとされたりします。
(お断り:いつもではありません。たまにです。現在は、そういう人はいません。
ここは、大事なところですので強調して言っておきます。)
そんな環境だったので、注意をして返ってくる言葉が、
「ありがとうございます!」は、私にとってとても新鮮だったのです!
人にものを頼んだ時に言うだけではなくて、
先輩から注意されたときも「スイマセン」ではなく、「ありがとうございます!」を使う。
厳しい部活ではあたりまえですが、職場ではなかなか言えません。
その子は、ハヤタにとっては残念なこととでしたが、3年後にいい人とめぐり合えて、結婚のため退職しました。今では、3人のお母さんです。
市内で子育てをしながら幸せに暮らしています。
時々、笑顔でお店に子供をつれてやってきます。
「ありがとう」は魔法の言葉。幸せになる言葉です!
いま、職場研修の2人がお昼休みから帰ってきました。
あと2日半、頑張ってください。
長いブログを読んでいただいて、「ありがとう」ございました。

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