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当社のアクセス数で過去No.1のブログです!

社長です。
この時期になると、文具店では夏休みということで、画用紙がよく売れます。
夏休みの宿題です。
この画用紙のサイズことで、3年前に書いたブログが、当社の過去のブログでアクセス数No.1になっています。
この時期なると、これだけは皆さんに伝えたいというか、知っておいてもらいたいことがあるのです。
以下は、2010年08月29日の当社のブログです。
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日ごろ言えない事を今日は聞いてもらいたくて、
ブログに書かせていただきます。
夏休みの宿題で、よく「画用紙のB3サイズ」を買いに来られます。
でも、正確に言うと画用紙にはB3サイズは存在しません。
画用紙のサイズは、聞いた事があると思いますが、
「八つ切り」「四つ切り」といった呼び方をします。
その画用紙の元になる大きさ(=全判)がありまして、
それを四六判(よんろくばん・しろくばん)と呼びます。
書籍の四六判(おおよそ4寸×6寸)をつくる原紙が
四六判と呼ばれていまして、四六判の全判から4×8に裁断し
端を化粧裁ちすると、書籍の四六判の大きさになります。
画用紙の全判でもある四六判のサイズは788mm×1091mmで、
その全判を四つに切断したものを「四つ切」(392mm×542mm)、
全判を八つに切断したものを「八つ切」(392mm×271mm)と呼びます。
B3サイズは、364 mm×515 mmなので、
上記の四つ切(392mm×542mm)よりちょっと小さめになります。
紙のサイズにはB4やA3など、頭にAやBが付きますが、
それぞれ,元になる大きさであるA列の全判,B列の全判があります。
(この他にも、紙の種類によって全判のサイズが数種類存在します。)
紙のサイズについての詳しい話は別の機会にするとして、
ここで言いたいのは、画用紙のB3サイズは、
本来規格が無いので、存在しないのです。
「B3の画用紙を下さい」と、買いに来られるのは、
たぶん学校のプリントにそう書いてあるからで、
学校の先生が、B3と四切がよく似たサイズなので、
間違って記載されているのだと思います。
【文具屋の主張】
「画用紙のサイズは、四つ切、
八つ切りというのが
本来正しい言い方で、
B3サイズはありません。」

でも、あまりに頻繁に聞かれるので、
この主張を一人ひとりに説明するわけにもいかず・・・、
当店では、「B3サイズの画用紙」を特別に裁断して在庫しています。
・・・特別です。
こうして出来た訳け有りの「画用紙のB3サイズ」は、
夏休みだけ売れる特別な商品なんです。
「画用紙のB3サイズ」を売るたびに、このことをひとりひとりに言いたいのですが、
そういうわけにもいかずブログに書かせていただきました。
読んでいただいてありがとうございます。
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以上が、当社のアクセス数で過去No.1のブログでした。

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