まちづくりに大切なものは!?
まちづくりをライフワークにしている社長です。
仕事(本業)もちゃんとしています(笑)
なぜ、そんなことをわざわざ言うか?というと、
会う人ごとに、「大変そうですね。仕事には大丈夫ですか?」と何人も聞かれたからです。
まちづくりのことばかり情報発信していますと、そう捉えられるのでしぅか(笑)
はい、ということで、今日も仕事もちゃんとやっています(^^)/
でも、今日の内容も、まちづくりのことです(笑)
先日、卒業論文が郵送で届きました!
一昨年から2回ほどインタビューを受けていた長崎県立大学のSさんからです。
論文が出来たら送ってねと言っていたら、約束通りに送ってくれました。
嬉しいですね。
それよりもなにより、このタイトル。
「なぜ伊萬里まちなか番館構想によって、中心市街地はかわりつつあるのか?」
おっとろしか~!! (笑)
(「すごい!」という方言です。)
いつのまにか始まった伊万里のまちづくりのことを論文のタイトルにしていただきました。
とても恐縮です。
何もやらないよりはまし、と思って始めたまちづくり。
これまで、市や商工会議所の方も一生懸命に中心市街地活性化活性化に向けて対策をやってはいただきましたが、時代の流れに追い付かず、かつての賑わいは無くなってしまいました。
昔の商店街を知る方からは、
「寂しいまちになってしまった!」
「シヤッターばかりで、寂しい!」
「商店街の人たちは何をしていたんだ!」
「昔のように賑わいを作ってほしい!」
と、お叱りや励ましの言葉をたくさんいただきました。
みんなが一度あきらめかけた中心市街地の活性化。
そんなところからのスタートですので、指をくわえて何もしないよりはまし程度のまちづくりだったものですから、タイトルに恐縮したわけです。
これまで10年間やってこれたのは、たくさんの方のご協力があったおかげでして、皆様からは少しづつではありますが、変化を感じていたたいているみたいです。
論文内容は、アンケートを取ったり色んな方にインタビューをされて、よくまとめてあります。
私が教授なら、100点(A・秀)をあげたいです(笑)
たぶん2年前に取り組まれた時のテーマは、「商店街の活性化は中心市街地にとって必要か?」だったと思いますが、テーマが変わっていました。
インタビューの途中で、中心市街地の活性化に商店街は必要ないと私が言ったので、変更されたのでしょう。
中心市街地活性化のためには商店街が必要なのでなく、もっと違うものがあると感じていたからです。
それは、この論文のまとめにも書いてありましたが、まちづくりに必要なのは、地域への「誇り」だと。
大切なものは、「伊万里にはなーもなかもんね」ではなく、「伊万里って素晴らしい」と思える「誇り」、伊万里にしかない歴史や文化を人に自慢できる誇りです。
メッセージが伝わってうれしい論文でした。
まだまだ道半ばのまちづくりです。
あせらず、ぼちぼちとやっていきます。
なんせ、ライフワークなので(笑)