傑作　Vol.1

こんばんわ、アノマロカリスです。
一昨日から、
カール事務機さんの2穴パンチ、
「ALISYS（アリシス）」の話しをしつこくしていますが、
このパンチは間違いなく傑作なのです。
文具屋としては、ついつい話しをしたくなります。
というわけで、
新シリーズの登場です。
その名も、「傑作」。
シンプルにして、威圧感を感じさせる響きです。
傑作文具と呼ばれるものは、
私たちがよく目にする文具が多くあります。
そんなポピュラーな文具を、
地味にご紹介していく、
とてもしんみりとしたコーナーです。
さて第一回目です。
ご紹介するのはコチラ↓

マジックインキです。
見たことありますよね？
油性マーキングペンの元祖といわれるこの商品。
1953年発売以来、
現在も愛用者が減らない、
これぞ傑作文具。
「どんなものにも書ける」
というキャッチフレーズ通り、
紙・布・ダンボール・木材・金属
陶器・ガラス・プラスチック等、
多くの素材でその威力を発揮します。
1953年当時は、
水性インキしかない時代でしたので、
乾きやすく、水に流れない油性インキの登場は画期的でした。
どんなものにも書ける、油性のインキ。
これはまるで魔法のインキ。
マジックインキ。
マーキングペンという正式な言葉より、
マジックペンという言葉が一般化しているように思えます。
マジックインキは、
「文具業界を代表する傑作だ！」

なんて、
個人的には思うのです。