虚構とエロ本。
こんばんわ、アノマロカリスどす。
かなり前の話しなんですが、
僕は古本屋でアルバイトをしていた時期があります。
その古本屋は、
ほぼどんな本でも買い取るシステムで、
買い取っても売れるんだろうか・・・
何てアルバイトの僕が経営を心配するほど、
マニアックな本に溢れていました。
アダルティな本もたくさん売られてきます。
見たこともないようなマニアックなアダルティな本が満載です。
そしてある昼下がり、
事件は起きました。
かなり前の話しなんですが、
僕は古本屋でアルバイトをしていた時期があります。
その古本屋は、
ほぼどんな本でも買い取るシステムで、
買い取っても売れるんだろうか・・・
何てアルバイトの僕が経営を心配するほど、
マニアックな本に溢れていました。
アダルティな本もたくさん売られてきます。
見たこともないようなマニアックなアダルティな本が満載です。
そしてある昼下がり、
事件は起きました。
その日、
たくさんのアダルティな本が、
山のように売られてきました。
当然のことながら、
買い取ってからすぐに店頭に出るわけではありません。
専用の洗剤で本を磨き、
必要に応じてパックをしたりなんかして、
値段をつけてから店に出します。
アダルティな本なんかは、
青少年保護なんたらで、
絶対にパックしなければいけません。
(この店はきちんと守っていました。)
アダルティは何かと時間がかかるので、
店出しの作業はみんな嫌がっていました。
ところがその日の店出し担当は僕でした。
しかも大量山積み。
さらには、かなりマニアックなアダルティ。
とどめは、男の僕が目を背けてしまうほどのマニアックさ。
最悪だぁ(_ _|||)
何て思っていたら、
5~6人ほど、
初老の紳士と淑女の皆さんが入店されてきました。
まるでPTA軍団、
または社交ダンス同好会(シニアの部)、
な感じの雰囲気を持つ。
品のある方々でした。
何でお金持ちそうな人達が、
古本屋に?
そしてびっくりすることに、
その集団は僕に一直線に向かってきました。
なかなかの迫力でした。
ア:「い・いらっしゃいませ・・・( ̄ロ ̄;)」
紳士:「どうも実は私、こういうものです。」
出されたものは、
「青少年保護・・・(なんとかかんとか)・・・優良店認定証」
と書かれた、
B5判くらいのプラカードでした。
紳士:「いつもご協力いただきありがとうございます。
これからもよろしくお願いしますね。」
と、
熟年の渋い笑顔でプラカードを手渡されました。
どうやら、
アダルティ関連の販売が健全と評されたようです。
確かにちゃんとパックしてるし。
ア:「あーいえいえ、こちらこそ・・・」
という会話を5分ほどして、
紳士・淑女の方々は去って行かれました。
その5分間。
当然のことながら、
気まずいこと、気まずいこと。
だって、
目の前には、
僕と彼らを挟んでいるカウンターには、
大量のエロ本があるんですから!
今からパックするとはいえ、
目を背けてしまうほどのエロ本が、
大量にあるんですから!
内心、
(何この状況・・・)
何て思いつつ、
作り笑いでしかその場をしのげなかった僕。
かたや、
大量のエロ本をチラチラ横目で見ながらも、
品のいい姿勢、
品のいい笑顔、
品のいい言葉使いを、
絶対に崩さなかった、紳士・淑女のみなさん。
これはもう本当に気まずい!
お互い職務とはいえ、
めちゃめちゃ気まずい!!
気まずいながらも、
職務会話といえども、
5分間続けられた、
大量のエロ本越しに交わされる、
うわべだけの会話っ!
あーもー、
虚構・・・(。_。;)
って、
大袈裟に思うくらい、
気まずい事件でした
あの時の紳士と淑女のみなさんは、
直後にどんな会話をしたのかなぁ・・・
たくさんのアダルティな本が、
山のように売られてきました。
当然のことながら、
買い取ってからすぐに店頭に出るわけではありません。
専用の洗剤で本を磨き、
必要に応じてパックをしたりなんかして、
値段をつけてから店に出します。
アダルティな本なんかは、
青少年保護なんたらで、
絶対にパックしなければいけません。
(この店はきちんと守っていました。)
アダルティは何かと時間がかかるので、
店出しの作業はみんな嫌がっていました。
ところがその日の店出し担当は僕でした。
しかも大量山積み。
さらには、かなりマニアックなアダルティ。
とどめは、男の僕が目を背けてしまうほどのマニアックさ。
最悪だぁ(_ _|||)
何て思っていたら、
5~6人ほど、
初老の紳士と淑女の皆さんが入店されてきました。
まるでPTA軍団、
または社交ダンス同好会(シニアの部)、
な感じの雰囲気を持つ。
品のある方々でした。
何でお金持ちそうな人達が、
古本屋に?
そしてびっくりすることに、
その集団は僕に一直線に向かってきました。
なかなかの迫力でした。
ア:「い・いらっしゃいませ・・・( ̄ロ ̄;)」
紳士:「どうも実は私、こういうものです。」
出されたものは、
「青少年保護・・・(なんとかかんとか)・・・優良店認定証」
と書かれた、
B5判くらいのプラカードでした。
紳士:「いつもご協力いただきありがとうございます。
これからもよろしくお願いしますね。」
と、
熟年の渋い笑顔でプラカードを手渡されました。
どうやら、
アダルティ関連の販売が健全と評されたようです。
確かにちゃんとパックしてるし。
ア:「あーいえいえ、こちらこそ・・・」
という会話を5分ほどして、
紳士・淑女の方々は去って行かれました。
その5分間。
当然のことながら、
気まずいこと、気まずいこと。
だって、
目の前には、
僕と彼らを挟んでいるカウンターには、
大量のエロ本があるんですから!
今からパックするとはいえ、
目を背けてしまうほどのエロ本が、
大量にあるんですから!
内心、
(何この状況・・・)
何て思いつつ、
作り笑いでしかその場をしのげなかった僕。
かたや、
大量のエロ本をチラチラ横目で見ながらも、
品のいい姿勢、
品のいい笑顔、
品のいい言葉使いを、
絶対に崩さなかった、紳士・淑女のみなさん。
これはもう本当に気まずい!
お互い職務とはいえ、
めちゃめちゃ気まずい!!
気まずいながらも、
職務会話といえども、
5分間続けられた、
大量のエロ本越しに交わされる、
うわべだけの会話っ!
あーもー、
虚構・・・(。_。;)
って、
大袈裟に思うくらい、
気まずい事件でした
あの時の紳士と淑女のみなさんは、
直後にどんな会話をしたのかなぁ・・・