人生のターニングポイント
社長です。
商店街の補助金の申請をやっています。
先ほど、やっと提出してきました。
そのときの送り状です。
何で、商店街に店が無い私がしていかというと、
まあっ、いろいろな成り行きといいますか、足を突っ込んだ以上は腹をくくってやらなければと思ったからです。(笑)
今思い返せば、ターニングポイントは、7年前のある日、商店街の若い2人が会社に相談に来た時のことでした。
私は、伊万里青年会議所(JC)で16年間、まちづくりに携わって来ました。
(青年会議所は、40歳で卒業。)
商店街にも店があり36歳までは、商店街活動もやっていました。
青年会議所は1年単位で、役職が変わります。
日本JC出向、委員長、事務局長、専務、副理事長、理事長など毎年その役職をおおせつかっては何とかこなして来ました。
そこで学んだことは、与えられた役割(役職)をきちんとこなすことはもちろんのことですが、
頼まれたら「ハイ、喜んで!」というプラス思考でした。
このことは、日本JCに出向した24歳のときに、鹿児島の先輩から学びました。
このとき、すでに運命のターニングポイントがあったのかもしれません。(笑)
さて、話を戻しますが、JCを卒業して2-3年経ったときのことでした。
現役メンバーへ講演会をする機会を与えられ、その講演の最後に、つい言ってしまったのが、
「ハイ、喜んで!」
という言葉でした。
数日後、この講演会を聞いていた商店街のメンバーが先ほどの2人です。
商店街の組合では、老朽化したアーケードを撤去しようという動きがあるが、撤去は決まったものの遅々として動かない。
補助金をもらって撤去費用をもらうにも、これからの商店街づくりをどするか「まちづくり計画書」なるものを市へ提出しなければならない。
それを誰がどうやって作るか?
そこでストップしているとのこと。
2人からの相談は、その会議に参加してアドバイスしてほしいとのことでした。
ここで、もうお分かりかと思いますが、
「ハイ、喜んで!」 と、講演会で言った以上は、
言うしかありません。
「ハイ、喜んで!」 (笑)
それから、7年間。
色々な事を経験させていただきました。
すべて、この成り行きから始まったことです。(笑)
・まちづくり計画書の作成・市へ提出
・eまち本町プロジェクトの結成
・県のまちづくり補助金の申請・採択
・国のアーケード撤去補助金の交付申請
・伊万里コンシェルジェ検定とまち歩き歴史イベントの開催
・組織をeまち伊万里プロジェクトへ
・組織をNPO法人へ
・市へ黒澤記念館サテライトスタジオ跡地利用の要望書提出
・県の新しい公共の場づくりのためのモデル事業の申請・採択
・伊万里まちなか活性化運営協議会の組織化と事務局
・伊萬里まちなか一番館の開館
・市の市民ゆめづくり計画支援事業への申請・採択
・国の地域商店街活性化事業の申請・採択
・今回の施設改修のため、国への商店街まちづくり事業の申請
このことは、たくさんの皆さんのご協力で出来たことです。
ご協力いただきました皆様には、改めてお礼申し上げます。
本当にありがとうございます。
今回は、実は、昨日色々とあって、ちょっとあきらめていました。
ここだけの話ですが・・・・・。
2年前から、狙っていた補助金。
一昨年、調査事業(180万円)をやって、その結果を踏まえた今回の申請(1600万円)でした。
この2年間で熊本、福岡と、数回説明や相談に行ってきました。
一番館の、老朽化した空調の室外機と室内機の入替えと、室内に採光するための一部改装のための事業。
やっと、申請にこぎつけようとしたとき、
大どんでん返しが・・・・。
締切り、3日前になって、その事業の内容での申請は難しいといわれたのです。
内容を吟味していたら、この補助金は対象になるかどうか厳しいので、違う補助金に申請をした方が良いとのことでした。ヽ(.◕ฺˇд ˇ◕ฺ;)ノ
い ・ ま ・ さ ・ ら です。
昨日の夕方、申請を受け付ける担当の方と電話していましたら、
なんだか、2年間自分がいままでしてきたことはなんだったのかと。
自分のしてきた事をすなおに否定できずに、笑ってしまうぐらいのあきらめの心境でした。
書いていて、良く分からなくなりましたが・・・(笑)
でもって、昨夕あきらめていたとき、今回の申請のアドバイザーさんから、
「申請書を書くのは任せてくださいと。」
救われました。
うれしかったです。
ひとりで悩んでいたら、救いの手をいただきました。
本当にありがとうございました。
自分の思いを貫けば、誰かが応援してくれることを改めて実感しました。
必要な書類はある程度一緒でしたので、不足の分をそろえて、
今日、午後3時前、ヤマト運輸で、締切りの15日必着で出して来ました。
東京まで、中一日。
ギ リ ギ リ の日程でした。
ということで、長くなりましたが、私が申請書を書いている理由でした。
長文にお付き合いありがとうございました。
明日から、久々のお休み。
ゆっくり休ませていただきます。 感謝