BLOG

早田の今をお伝えします。

  1. HOME
  2. ブログ
  3. stuff diary
  4. くんち花紙作り方

くんち花紙作り方

社長です。
トンテントン祭りも もうすぐですね。
まちなかや出番町には、花がついた笹が通りに立てられ、
にぎやかになってきました。
実行委員会の皆様、毎晩遅くまで準備ご苦労様です。
お天気になることを願っています。
さて、今日はお客様からお問い合わせがありました。
「くんちの花紙はどうやって組み合わせて差し上げたらよいですか?」
私たちは、当たり前の事だと思っていましたが、
分かりました!!
解説いたします(^O^)
【用意するもの】
・花紙
・のし袋
・水引
・お金
・千枚通し
この、3つはまちなかに近いスーパーやコンビニ、商店で売ってあります。
もちろん、当社でも販売しています。

10組で270円(税別)です。バラ売りしてあるところもあるかもしれません。
お金をのし袋に入れますが、お付き合いに応じて金額を変えます。
昔は、10円玉1枚が多かったですが、決まりはありません。
100円以上が、もらった人はうれしいでしょうね。

のし袋にお金を入れ、花紙の右上に宛先、
のし袋に送る方の名前を書きます。

次に、右上を2センチぐらい折り込んで、
千枚通しで穴をほがします。
※ほがすは、伊万里弁で穴を開けるの意

次に、水引を穴に通し、かた結びをします。
中央の金色の部分が、表に来るとかっこいいですね。

これで、完成です。

この時に、金と赤の水引が広がらないように
かた結びをしないで、通した後に赤の1本だけを金に巻きつけて結ぶ方法もあります。
このやり方は、早田で代々受け継がれている結びかたです。

さて、伊万里では渡す時に以下のように言って渡される方が多いです。
「紙だけばってん・・・・」
紙だけのほんの気持ち、少しの金額しか入れてないけど・・・の意味です。
出番町の方は、安全な祭りになるよう対策を立て、
半年ぐらい前から早朝より何回も練習を重ねておられます。
その苦労もご理解していただき、声をかけていただければと思います(^^)
いいお祭りになるように、皆さんで盛り上げましよう!!

関連記事